ペダルの機能は以下の通りです。
右:ダンパー(サスティーン)
ペダルを踏んでいる間、音を伸ばす機能を再現します(※高音部分には適用されません)。
仕組みについて
アコースティックピアノは、鍵盤を押すとハンマーが弦を叩いて音が出ます。
弦の振動が収まるまで音は鳴り続けますが、低い音ほど長く、高い音ほど短くなる特性があります。
そのままでは低い音が鳴り響いて演奏に支障が出るため、通常は音が鳴っている途中で弦を押さえ、強制的に音を止めています。
ダンパーペダルを踏むと、この弦を押さえる機能が解除されるため、弦の振動が自然に消えるまで音が伸びます。
なお、高音部は弦の振動時間が短く、音を止める必要がないため、もともと弦を押さえる仕組みがありません。
電子ピアノでもこの構造を再現しているため、高音部分ではペダルを踏んでも変化が生じません。
ハーフダンパー機能について
ピアノ音色によっては「ハーフダンパー機能」に対応しています。
これはペダルの踏み込む量に合わせて「OFF」「中間」「ON」の3段階で動作する機能です。ペダルを途中で止める(半踏み)ことで中間の効果が生まれ、踏まない時よりも少しだけ音が止まるまでの時間が長くなります。
非対応機種: D1、B1/B2、XE20などに付属している1本仕様のペダル、および PS-1、PS-3
対応機種: SP-280の付属ペダルなど
中:ソステヌート
ダンパー機能の特殊な使い方です。
ペダルを踏んだその瞬間に押されていた鍵盤だけを選択し、その音だけペダルを離すまでダンパー(サスティーン)効果を有効にします。
ペダルを離すと選択は解除されます。
左:ソフト
出力される音量を少し下げて、柔らかい(ソフトな)音色を表現します。
【ご注意】
電子楽器は、同時に発音できる音数(同時発音数)に制限があります。ダンパーペダルを使用して音を重ねていくと、この制限を超える場合があります。
制限を超えた場合は、すでに鳴っている古い音を消して、新しい音を優先して鳴らします。
何音目で音が止まるかは、使用している機種や音色によって異なります。
デモ曲と同時に演奏する場合は、デモ曲で使用されている音数も加算されるため、通常よりも演奏に使用できる音数が少なくなります。